冬の停電対策|暖房・照明・調理・通信をどう確保する?
冬の停電は、夏と違って生命に直結するリスクがあります。室温が急激に低下し、低体温症・凍死の危険があるため、事前に「代わりの暖房・灯り・食糧・通信」などの備えを整えておく必要があります。
停電時の暖房対策(最重要)
1. 石油ストーブ(電気不要)
停電時に使える最強の暖房器具。暖を取りながら湯沸かし・簡易調理も可能。必ず換気を確保すること。
2. カセットガスストーブ
扱いやすく持ち運びが簡単。小規模の部屋や在宅避難時に便利。
3. 湯たんぽ(電気不要)
布団の中に入れると5〜6時間は暖かい。停電時の睡眠に必須。
4. 冬用寝袋(3〜5℃対応)
暖房なしでも体温を保てる。家の中で使用しても効果大。
5. 断熱カーテン・窓断熱シート
窓から逃げる熱が6割。断熱シートを貼るだけで室温保持が大幅に改善。
停電時の照明対策
6. LEDランタン(乾電池/USB)
停電中の室内照明はこれで十分。子どもや高齢者でも扱いやすい。
7. ヘッドライト(両手が空く)
調理・片付け・トイレ移動など両手が必要な作業に最強。
8. ソーラーライト
昼間に窓際で充電 → 夜に使用可能。停電が長引く時に役立つ。
停電時の調理・食料対策
9. カセットコンロ
調理の中心。必ず予備のガスボンベ(8〜12本)を備蓄。
10. レトルト食品・即席スープ
温かい食品は体温維持に効果的。冬場はホットメニューが重要。
11. カップ麺・アルファ米
お湯を注ぐだけで完成。長期保存と調理の簡単さが◎。
12. 保存水(1日3L × 家族人数分)
停電と同時に断水が起きるケースもあるため必須。
通信・情報収集の確保
13. モバイルバッテリー(大容量)
スマホは情報源であり命綱。10,000〜20,000mAhが目安。
14. 車のシガーソケット充電
停電中でも車でスマホ充電が可能。エンジンは換気できる屋外で。
15. 手回しラジオ
携帯圏外になった時の緊急情報源。ライト付きモデルが便利。
停電が長引く時の生活対策
● 服を重ね着して体温を逃がさない
発熱インナー → フリース → ダウン の3層構造が効果的。
● 一部屋に集まる(ヒートアイランド化)
家族全員が同じ部屋にいるだけで室温はかなり上がる。
● ドアや窓を目貼りして冷気を遮断
養生テープ・タオルなどで隙間風を防ぐだけで体感温度が変わる。
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冬の停電は「暖房・照明・調理・通信」を事前に準備しておくことで、安全性が大幅に高まります。ぜひ今のうちに備えを整えておきましょう。




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